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2013年02月06日(水)
【絵本の原画展へ☆】
昨日(でよかった
高崎シティーギャラリーで12にちまで開催されている、第19回絵本原画展へ連れていってもらいました。
 
今、絵本と音楽の企画が企てられていてそのヒントになればと
 
 
いやぁ
楽しかった
というか、胸がきゅんきゅんしちゃいました。
 
入ってすぐに展示されていた物語が、長谷川義史さんの「いいから いいから」という作品。
 
 
お爺ちゃんと息子さんの住むお家に、あるとき鬼の親子が訪ねてくるのですが、お爺ちゃんが「いいから、いいから」と招いて、お風呂に入れてあげたり、背中を流してあげたり、パンツをあげたり、無償に色々なおもてなしをしてあげるんです。
 
鬼の親子は「そんなにしてもらっては…」と申し訳なさそうに断るも「いいから、いいから」と。
 
そしてお風呂に出た後に鬼の親子は逃げるように出ていってしまったのですが…
 
なんとお爺ちゃんと男の子のおへそがとられちゃっていて。(最初からそれが目的だったのでしょう)
 
でも、のちほど鬼の親子から手紙が届いて「ごめんなさい、いつものようにおへそをとってしまいました」
 
 
カエルにならなくて済んだと安心した男の子。お爺ちゃんは丁寧に男の子におへそをつけてあげました。
そして男の子がお爺ちゃんにおへそをつけてあげようとしたら…?!
 
手がすべってしまって、お爺ちゃんのおでこにおへそがついてしまいました。
 
でも、お爺ちゃんは「カエルみたいでいいじゃないか!!いいから、いいから」と。
 
 
そんなかなり寛大なおじいちゃんのあたたかいお話しでした
 
 
原画の最後には
 
怒こってはいけない
誰かが怒るとそれが誰かにうつって
まただれかが怒ってなーんにもいいことない。
世界を平和にしようとする本気のあいことば
 
→いいから  いいから
長谷川義史
 
 
 
とありました。
つい、人を疑ったり自分の世界でしか物を捉えられなかったり生きられなくなりがちですが、相手を思いやる優しさや、見返りを求めない愛が結果的には何らかの形でかえってくること。それを信じているから尚更心に響いたなぁ
 
そして、このおじいちゃんの様にいいからいいからの精神でいたいですね
 
 
過去に嫌なことや、傷つけられたり、、だまされたり、嘘をつかれたりしてもそれは今より前の出来事。今は、過去より前のことだから出きれば前を向いて行きたい、生きたい。という作者長谷川さんの気持ちがつーっと伝わる絵本でした。
 
 
絵本てシンプルだからこそ大好きで、私は本屋さんへいってもいつも子供に混じって絵本コーナーにいるんですが子供の頃なんで好きだったのかがわかるような気がして違う視点から考えられて楽しいです
 
最近童心にかえれる機会がいくつかあって、すごく嬉しい
雪が解けたら自分の産まれた街や育ってきた場所に行って、大人になった自分がここにいるって迎えにいってあげたい過去に戻りたいんじゃなくて一つ一つ確かめられたらまた何か見つかる気がするんです。前に進める気がするんです。
 
 
 
あたたかい春はもうすぐそこ。
 
 
 
 
 


23:55
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