【NHK「ゆうどき」レポート その@】 こんにちは 昨日のNHKさんの「ゆうどき」の放送がとても素晴らしく、キャスターの菊池真帆さんが丁寧に取り上げていただいたので、放送の内容を書き綴らせていただきたいと思いました。観ていただいた方も、観られなかった方もお楽しみ下さい 『歌に込められた旅立ち〜被災地の卒業ソング〜』 被災地の小学校で行われた卒業式、六年生が歌ったのが自分たちで詩を書いた卒業ソング『一緒』という名の曲 「一緒」に込められた想いを見つめました 宮城県気仙沼市立小原木小学校… 津波で大きな被害を受けた気仙沼市沿岸部、3年経った今でも更地が目立ちます。その中の小原木小学校、高台にあり学校は被害を免れたが多くの児童が家を失った。その為、転校する子が相次ぎ60人余りの児童は45人と減った。 6年生は10人、卒業記念に自ら考えたのが歌を作ること。 歌詞は先生の指導のもと、6年間を振り返ったもの。嬉しかったこと、つらかったことをみんなで書き出し話し合って詞にまとめました。 歌詞に何度も登場する「いつも一緒だよ」を書いたのは、星 愛華さん。自宅は津波で流されました。住まいに加え思いでの品々が流されてショックだったと言います。 その後学校から離れた場所に自宅を再建。卒業後はクラスの仲間と離れ別の中学へ通うことになります。 ー震災を乗り越え絆を深めた友達と心はずっと一緒にありたいー そんな想いを詩に込めました。 「辛い時に慰めあったりしたことを思い出して書きました。みんなで思い出の曲が作れてよかった」と愛華さん。 この歌詞に曲をつけたのは、群馬県のシンガーソングライター理子さんです。音楽大学を卒業し地元で活動していた理子さんは、2年前気仙沼の復興支援ライブに参加しました。それがきっかけで、被災地の学校や老人ホームなどで歌を歌い被災した人たちを元気付けてきたんです。これまで気仙沼を7回訪ね、学校に励ましの曲を作って贈り交流を続けてきました。 今年一月、学校から作曲の依頼があり一ヶ月間何度も書き直しながら曲ができあがったんです。 理子「とっても悩みました。毎晩部屋に込もって歌詞を何回も何回も読んで。震災のこともふくまれているんだと思ったらそこに合うメロディーをしっかり考えていかないとなと思いました。」 卒業式前日の3月17日。理子さんは、伴奏を頼まれ車で7時間かけて気仙沼へ向かいました。 理子さんが作曲した「一緒」を歌うこどもたちの姿を観るのは初めてです。 理子「みんなから歌詞をもらったときに、すごい想いがこもっている曲だなぁって思って…どういう…(涙)どういう風にそのメロディーをのせたら良いかのかなぁってすっごく悩んで作って…」 6年生 ・聴いたときによい曲だと思った ・みんなの想いがつまっていてすごく感動して、それを卒業式で歌えるのはとても嬉しい。 「めんどういっぱいかけたけど 大きな愛を感じていたよ」 詩に家族への想いを込めた 西條裕貴くん。 今も裕貴くんは仮設住宅で暮らしています。学校から遠い為、両親が毎日車で送ってくれました。 母「送り迎え毎日したんですけど」 父「それが一番ママは大変だったんだぞぉ」 …普段は照れ臭くってなかなか言えませんが、歌でならありがとうを伝えられると思っています。 「友達への感謝と、家族への感謝」 続く…。。。 17:39 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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