【てるてる坊主】 ベランダにぶら下がる てるてる坊主に 小さな子供が 願いを唱える 「あした天気にしね」と… てるてる坊主わ 何も言わずに 風に揺れ 雨にうたれなが 暗い曇り空を 眺めていた てるてる坊主も 空にお願いしているのかな？ 「明日天気にしてね」と… 今日が雨でも 空わ優しいから きっと明日わ 皆の願いを聞いて 天気になる 3/1920:09[編集] [20代前半][女性] 【新しい明日へ】 何かを気にして 何かに囚われて 自分を閉じ込めて 自分を殺して 自分を演じて 誰かを真似て どれだけ辛くてもそうしてきた いやそうしなくては 存在できなかったから あの日 自分を失った 生きていくために 偽りを作った 急いで作ったそれは 自分には似ても似つかなくて でもそれしかなくて いつしか偽りさえも演じた もう演じることに疲れて 自分を探してた どこかに生きていて欲しかったから 何年かかったかな･･･ 見つけたんだ 9歳の誕生日に失った自分を･･･ 偽りは消えたんだ この日から 私の中に･･･ 溶け込んでいったんだ 幼い自分が 私の中に･･･ 「おかえり」と「ただいま」が行き交う･･･ 久しぶりに 明日の風が 恋しいと思えたんだ･･･ 2/2821:35[編集] [10代][女性] 【笑顔】 君の笑顔が 僕を嬉しくさせる 例えそれが 僕に向けられたものでなくても いつか僕が 君の笑顔を作れたら 良いと思う いつかその笑顔を 僕だけのものにしたい 僕が君の笑顔を 守りたい――… 2/710:27[編集] 【†僕が見た最後の世界†】 高い高いビルの屋上で 目一杯腕をひろげた 地面を力強く蹴って さぁ今から美しい世界へ こんな現世に別れを告げよう 死に逝く僕を見たなら貴方は 涙を流してくれるでしょうか ただ汚い世界は 僕にとって綺麗すぎるから 僕の名を呼ぶ貴方が 僕には勿体無いから… ただ幸せを願って死に逝った モノ達が見る最後の世界 僕が見た最後の世界は 汚い人間と貴方 美しい夕日が輝いていた † 管理人様。素敵な置き詩ありがとうございます。及ばずながら僕も置き詩させてもらいます 1/3022:22[編集] 【CHICKENの憂鬱】 何処にも行かない 何処にも行けない 外れてみたかった この敷かれたレールの上から ほんの少しだけでいいから 自分の路をつくりたかった けれども やっぱりざわめきが恋しくて 流れに身を任せた 僕はいつまで此処に居る？ 何処か遠く、 地の果てに想いを馳せて 夢を見ながら眠る すり抜けた人々の温もり 今ではもう何も感じない皮膚 布団に絡まり 項垂れる 笑いあった遥か昔の記憶 忘れられずに 腕に抱えて 踞る 今日まで生きてきた 明日はどうだろう？ きっとそうだろうな… 12/1606:12[編集] [10代][女性] 【リアル】 どれだけ温もりだけを求めて 闇から遠ざかろうとして やさしい嘘で固めようとしても 刃のような現実が 僕のコトを 痛めつける 其処に在るのは 冷たい現実 どれだけ冷たさしか感じず 闇に身を委ねようとして かなしい真だけ見ようとしても 羽のような現実が 僕のことを 包み込む 其処に在るのは 温かい現実 現実は残酷なモノだと 誰かが言った 現実は煌めいていると 誰かが言った 現実はかなしいと 僕は言った 現実はやさしいと 君は言った どちらでも 其れは 逃れようの無い 僕等の現実 12/1119:53[編集] 暗い闇の中 行き先もわからず歩き続ける なんのために 生きているかわからない 悲しみに明け暮れる日々 みんな悲しそうに笑っていた 強そうに見えて内面は脆い 崩れてく心 嘘つきな世界 深い悲しみ 信じられるものはどのくらい あると言える？ 泣いて 泣いて 強くなれ この世界を生き抜いていけ 生まれた意味なんて 知らなくてもいい 今、生きているんだから それだけでいい 一人で抱え込まなくていい まわりには たくさんの人達がいる 助け合って生きていこうよ けして一人なんかじゃない 前へ 前へ もっと前へ ゆっくりでもいい 前を向いて歩いていこう 変わらぬ誓いを 変わらぬ決意を 揺るぎない想いを 12/814:29[編集] 【崩れた現実】 あぁ崩れた現実 あぁ崩れた未来 鏡うつしなこの世界 今はただこのままで居たいんだ 好きだとか嫌いだとか そんなんどうだっていいし 君と今を生きれれば ただそれだけでいいんだよ あぁ崩れた自分 あぁ崩れた理想 鏡うつしなこの世界 またもや繰り返されるのか 希望だとか絶望だとか そんなんどうだってよかったし 君と今を生きれれば ただそれだけで良かったのに あぁ崩れたイマ あぁ崩れたカコ 過ぎ去る現実 カナシカッタのは僕だけなのか あぁ崩れたキミ あぁ崩れた精神 ただただ目の前で過ぎる現実を みつめるだけの俺に何を望むか あぁ好きだよと あぁ愛してると 耳元で囁けなくなった君に 俺は何も望まないよ 12/622:46[編集] [10代][ひみつ] 【歪んだ輪】 蛙が色と同化して身を隠すように 雨に濡れながら泣いた 月に照らされて隠れた星みたいに 逆光の傍で泣いた 変化を恐れながら実際あたしは何も変わってない 貴方の前じゃ相も変わらず紅が頬を差した だけど あたしの涙に気付いてくれたから あたしの哀しみに気付いて仕舞ったから 突き放したの こうやって繰り返す 愚かなあたしは何も変わってない 12/200:32[編集] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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